もう年の瀬ですし、今年を振り返ってみようかと。
今年は特に身の回りのヒトが亡くなった年でもあったのでして。
特にこの時期になると喪中葉書が届いたりしますので。
・・・と言う事で喪中葉書の形で訃報を聞いてビックリしたのは
ネクタイ屋のおじさんでした。
(※いきさつについてはこちら)
今年の最初の頃、PCが分かる知り合いが居ないですか?、と、
メールで聞かれ、それなら自分でも大丈夫だなと思い、1回訪れました。
その時は新しいPCを買う為の手続きをしたにとどまり作業は終わりました。
届いたらまたと言うコトで連絡を待っておりましたらもう12月。
だったら次男もそろそろ小学生になるしネクタイを頼むのと一緒に
話を聞いてみようと思ってネットオークションでスカーフを買った矢先でした。
次男の入学式に使うネクタイはおじさんには作ってもらえないコトと
なってしまいました。ただ葉書には業務は続けておられるとの内容ですので
作りには行こうかと思ってます。
実は私が訪れた時も既に癌の治療を行っていた所でして、
昼をご馳走になったのですが奥さんに買ってきて頂いた吉野屋の牛丼を
胃の切除によって半分しか食べられなかった野掘さんの姿が思い出されます。
2人目は会社の社長です。
少し前に会社の幹部クラスの方々と飲む機会があったのですが、
その時に療養してると言う話は聞いておりました。
出ずっぱりなので会社の状況などは全然知らずじまいで・・・。
社長に最後にお会いしたのは退職金支払いの遅延でのコトでした。
(1年ぐらい経ってたと思うから遅延ってよりも忘却レベルだな(笑))
色々あって現在は契約社員的な感じになってるのですが、
その頃仕事はそのままにフリーになった時期でして、
そうすると会社自体は辞めた形になるので退職金も貰える事にはなるのですが、
まぁ全然振り込まれる様子も無かったワケです。
そしてカネには無頓着な私のコトですから
そんなコトは頭の片隅に思い浮かべるコトも無く(爆)、
普通にフリーで仕事をこなしてる毎日でした。
そんなある日、フリーになった新鮮さもなくなってきた頃に社長に呼ばれました。
なんだろ?、と、思いながらちょっとドキドキしながら会社に行くと、その話でした。
必要書類を書いたりして、ちょっと話をしたりしたのを思い出します。
社長は逆三角の体系でガタイが良く、
水泳が好きでジムだかに通って泳ぐコトが多々ある、
そんなエネルギッシュな方でした。
会った時もそのイメージのままの頃なので
亡くなったコト自体が少し不思議な感じすらします。
最後は身内、母方の祖母です。
親父からちょくちょく話は聞いてたので覚悟はしてましたが、
私にとっては最後の祖父母でした。
最後の方はもう痴呆症でまともな会話も出来ませんでしたが、
元気な頃でもその世代にありがちな一辺倒な考え方のヒトでした。
でも同時に、お年寄りらしい昔からの言い伝えなども話してくれた祖母でした。
訃報が多いと自分も年を取ってきたのかナァなんて思いつつ、
自分が生きてる間に何がしてあげられるんだろうとか漠然と思ったりします。
ご冥福をお祈り申し上げつつ。
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